【WordPressテーマ】創人塾が「Lightning」をおすすめする理由と、今選ぶなら「G3」であるべき訳

Webサイト制作に欠かせないWordPress。その中でも、テーマ選びはサイトの印象や機能性を大きく左右する重要なポイントです。

無数の中からどう選ぶ?WordPressテーマの最新トレンドと注目ポイント

日本国内で制作されるWebサイトのCMS(コンテンツ管理システム)に目を向けると、WordPressは圧倒的なシェアを誇っており、実に80%以上がWordPressを利用しているという調査結果もあります(2024年1月時点 W3Techsマニュオンの調査などより)。これだけ多くの方に利用されているWordPressですから、当然テーマの種類も国内外で無数に存在します。

世界のWordPressテーマの利用状況を見ると、非常に多くのテーマが利用されており、特定の数テーマが市場を寡占しているわけではなく、多様な選択肢の中からユーザーがそれぞれの目的に合わせて選んでいる状況がうかがえます(W3Techs 2024年1月時点のデータでは「その他」のテーマが90%以上を占める)。日本国内に目を向けると、有料テーマでは「SWELL」などが人気を集めているという調査報告もあります(マニュオン 2024年1月調査)。

そんな数多くのテーマの中で、「どのテーマを選べばいいの?」「初心者でも使いやすいテーマは?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。 創人塾が、特におすすめしたいのが、国産WordPressテーマ「Lightning(ライトニング)」です。今回は、なぜLightningがおすすめなのか、そして今からLightningを導入する際に知っておくべき大切な変更点について、詳しく解説していきます!

Lightningが創人塾でおすすめな5つの理由

Lightningは、初心者からプロまで、多くのユーザーに愛されているWordPressテーマです。市場には様々な人気テーマがありますが、創人塾がLightningをおすすめするポイントは以下の5つです。

とにかく初心者にも優しい!直感的な操作性
  • 日本の開発チームによって作られているため、管理画面や設定項目が日本語で分かりやすいのが特徴です。マニュアルや解説サイトも日本語で豊富に存在するため、困ったときも安心です。
  • 専門知識がなくても、カスタマイザーから直感的にデザインやレイアウトの変更が可能です。「こんなサイトにしたい」というイメージを形にしやすいでしょう。
ビジネスサイトに必要な機能が標準装備
  • 企業サイトや店舗サイトに必要な「お知らせ」「CTA(Call To Action)」「固定ページPR」「FAQ」といった機能が、プラグインを追加しなくても標準で搭載されています(無料版でも一部利用可能)。これにより、プラグインの入れすぎによるサイトの重さや競合リスクを軽減できます。
豊富なデザインスキンとパターン
  • あらかじめ用意されたデザインスキン(有料・無料あり)や、ブロックエディタに対応した豊富な「パターン(ブロックの組み合わせ)」を活用することで、デザインの知識に自信がない方でも、プロが作ったような美しいサイトを短時間で構築できます。
SEO対策と表示速度にも配慮
  • シンプルな構造でSEO(検索エンジン最適化)の内部対策が施されており、検索エンジンに評価されやすいサイト構造になっています。
  • 表示速度も意識して開発されており、ユーザーにとって快適な閲覧環境を提供しやすいのも魅力です。
拡張性が高く、やりたいことが実現しやすい
  • 無料の公式プラグイン「VK All in One Expansion Unit (通称:VK ExUnit)」を併用することで、さらに多くの機能(SNS連携、Googleアナリティクス設定、広告挿入、ページネーションなど)を簡単に追加できます。このプラグインは日本国内のWordPressプラグイン利用状況調査でも上位にランクインしており(マニュオン株式会社 2024年1月調査で1.1%のシェア)、Lightningエコシステムの利用者が多いことを示唆しています。
  • また、子テーマを利用することで、元のテーマのアップデートによる影響を受けずに、独自のカスタマイズを加えることも可能です。

【重要】「Lightning Pro」は販売終了!これからは「G3」の時代へ

長年、Lightningの高機能版として多くのユーザーに支持されてきた「Lightning Pro」。非常に優れたテーマでしたが、残念ながら2023年5月をもって販売が終了となりました。
「えっ、じゃあもう高機能なLightningは使えないの?」
ご安心ください! Lightning ProのDNAは、より新しく、より強力になった「Lightning G3 Pro Unit(ライトニング ジースリー プロユニット)」へと引き継がれています。

新たに導入するなら「Lightning G3 Pro Unit」を選びましょう

現在、Lightningの有料版機能を利用したい場合、またはこれから本格的にLightningでサイト構築を始める場合は、「Lightning G3 Pro Unit」を導入する必要があります。

Lightning G3 Pro Unitとは?

  • 無料版の「Lightning」テーマをベースに、旧Lightning Proの機能を引き継ぎつつ、最新のWordPressブロックエディタ(Gutenberg)に完全最適化された高機能プラグインです。
  • デザインスキンや多彩なブロックパターン、ビジネスサイト向け機能など、旧Pro版のメリットはそのままに、より使いやすく、よりパワフルに進化しています。
  • 無料版のLightningテーマ自体もG3世代へと進化しており、G3 Pro Unitと組み合わせることで最高のパフォーマンスを発揮します。

つまり、以前は「Lightning(無料版)+ Lightning Pro(有料テーマ)」という構成でしたが、現在は「Lightning(無料G3テーマ)+ Lightning G3 Pro Unit(有料プラグイン)」という組み合わせで、高機能なサイト構築を実現する形に変わったのです。

すでに旧Lightning Proをご利用中の方へ

既存のLightning Proユーザーの方は、引き続きテーマをご利用いただけます。ただし、新規での購入や、別のサイトへの新規導入はできませんのでご注意ください。今後のサイトリニューアルや新規案件では、G3への移行を検討しましょう。

今こそLightning G3で快適なサイト制作を!

今回は、創人塾がWordPressテーマ「Lightning」をおすすめする理由と、有料版の変更点について解説しました。市場には様々な素晴らしいテーマがありますが、Lightningは特に以下のような点で優れています。

  • 初心者にも優しく、ビジネスサイトに必要な機能が揃っている
  • 豊富なデザインと拡張性で、理想のサイトを実現しやすい
  • 旧Pro版は販売終了し、これからは「Lightning G3 Pro Unit」が主流

Lightningは、WordPressでのサイト制作をこれから始める方、もっと効率的に美しいサイトを作りたい方にとって、非常に心強い味方となってくれるでしょう。特に最新の「G3」環境は、ブロックエディタの利便性を最大限に活かせるため、これからのWeb標準に沿ったサイト構築に最適です。創人塾の講座でも、Lightningを使ったサイト制作ノウハウをお伝えしています。 テーマ選びに迷ったら、ぜひ「Lightning」そして「Lightning G3 Pro Unit」を検討してみてくださいね!

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筆者プロフィール

丸谷 香織 Kaori Maruya
Web・グラフィックデザイナー/ディレクター/創人塾Webデザインコーチ・リーダー


神奈川県横浜市出身。総合広告代理店で新規開拓営業を学び、その後ディスプレイデザイン会社で新規開拓営業・企画・デザイン・製作・現場施工を経験。2005年6月、フリーランスデザイナーとしてディスプレイデザイン・製作・施工を主軸に営業開始。初年度売上げ8桁達成で2006年10月法人成り、株式会社 Coconeil 設立。企業・店舗や団体・省庁などのイベントのWebデザイン・実装、ロゴデザイン、紙媒体のデザインと印刷を主軸に活動中。さらに近年では、駆け出しだった当時の自分を助けてくれた人たちへの恩返しの意味合いもあり、デザイン添削やアドバイスをする傍ら、複数のオンラインデザインスクールでデザインコーチ、講師としても活動。2025年3月、各分野のエキスパートたちとオンラインデザインスクール創人塾を開校、Webデザインコーチ・リーダーに就任。