Lightning G3で枠線ボックスの横幅をカスタマイズする方法
WordPressのテーマ「Lightning G3」は、ブロックエディタで簡単に美しいデザインを作成できます。しかし、デフォルトの「枠線ボックス」ブロックは、コンテンツ幅いっぱいに表示されるため、「もう少し狭くしたい」「特定の横幅にしたい」と考える方もいるでしょう。
この記事では、Lightning G3の枠線ボックスを好きな横幅にするためのCSSカスタマイズ方法を解説します。
枠線ボックスのブロックに「追加CSSクラス」を設定する
枠線ブロック
通常はコンテンツ幅いっぱいに設置されます
カスタマイズしたい枠線ボックスに目印を付けます
- ブロックエディタで枠線ボックスブロックを選択します。
- 画面右側のサイドバーにある「高度な設定」を開きます。
- 「追加CSSクラス」の欄に、任意のクラス名を入力します。ここでは例としてcustom-border-boxと入力します。

このクラス名は、後ほどCSSで指定する際に必要になります。半角英数字で、ハイフン「-」も使用可能です。
CSSを記述する
次に、先ほど設定したクラス名を使って、CSSを記述します。
Webサイト全体で使用する場合
WordPressの管理画面から「外観」→「カスタマイズ」に進み、「追加CSS」の項目を開きます。
以下のCSSコードをコピー&ペーストして、必要に応じてwidthの値を変更してください。
1Pだけで使用する場合
画面右側のサイドバーにある「カスタムCSS」を開きます。
以下のCSSコードをコピー&ペーストして、必要に応じてwidthの値を変更してください。
.custom-border-box {
max-width: 200px;
margin: 0 auto;
}
max-width: 200px; 枠線ボックスの最大横幅を600ピクセルに指定します。px以外にも%などで指定することも可能です。
margin: 0 auto; このコードは、枠線ボックスを親要素の中央に配置するためのものです。これにより、左右の余白が自動で計算され、均等になります。
枠線ブロック
CSSで横幅200pxにしたものです
公開して確認する
CSSを貼り付けたら、画面上部の「公開」ボタンをクリックして変更を保存します。これで、先ほどクラス名を設定した枠線ボックスの横幅が、指定したサイズに変更され、中央に配置されます。
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筆者プロフィール
丸谷 香織 Kaori Maruya
Web・グラフィックデザイナー/ディレクター/創人塾Webデザインコーチ・リーダー
神奈川県横浜市出身。総合広告代理店で新規開拓営業を学び、その後ディスプレイデザイン会社で新規開拓営業・企画・デザイン・製作・現場施工を経験。2005年6月、フリーランスデザイナーとしてディスプレイデザイン・製作・施工を主軸に営業開始。初年度売上げ8桁達成で2006年10月法人成り、株式会社 Coconeil 設立。企業・店舗や団体・省庁などのイベントのWebデザイン・実装、ロゴデザイン、紙媒体のデザインと印刷を主軸に活動中。さらに近年では、駆け出しだった当時の自分を助けてくれた人たちへの恩返しの意味合いもあり、デザイン添削やアドバイスをする傍ら、複数のオンラインデザインスクールでデザインコーチ、講師としても活動。2025年3月、各分野のエキスパートたちとオンラインデザインスクール創人塾を開校、Webデザインコーチ・リーダーに就任。